麻生圓兵衛商店では4月29日(日)~5月6日(日)までお休みをいただきます。
7日(月)から通常営業を致しますので、よろしくお願い致します。
麻生圓兵衛商店のある富山県は全国的にも有数のお米の生産地ですが、その中でもコシヒカリの評価は非常に高く、県外へも多く出荷されています。
今回は普通にご飯として食べても美味しい富山県産のコシヒカリを、贅沢にも米粉にした製品をご紹介致します。
原材料は富山県産コシヒカリ100%で、お米の風味を最大限に活かす胴搗(どうつき)製法で手間ひまかけて作ります。
胴搗製法とは、臼と杵の原理を用いた粉砕方法で、粉砕熱が発生しづらく一番原始的でありながら最良の粉砕方法と言われてます。
具体的には精選したお米を浸漬し、充分に水を含ませた後、水切りし粉砕をおこないます。その際、浸漬作業が非常に重要で、水分を含ませたおかげでお米が柔らかくなり、粉砕が容易になると同時に粉砕熱の発生を抑え、結果として風味の良い米粉へとつながるわけです。
富山県産の上質なコシヒカリとこだわりの製法で作った米粉を使うと、風味の良い柔らかモチモチ食感のお団子になりますよ。
是非、お試し下さい!
和菓子屋さんでは桜餅の季節が終わると端午の節句に向けて柏餅と粽のシーズンへと移っていきます。
端午の節句はもとは強い香気を有し厄を祓うと言われる菖蒲(しょうぶ)や蓬(よもぎ)などを用い、無病息災を祈る日でした。
その後、武家社会に移るにつれ菖蒲と尚武(しょうぶ:武士武道を尊ぶこと)にかけて、武者人形や兜、鯉のぼりを飾る現在の端午の節句へと変化していきました。
柏餅に使用する柏の葉は新芽が出るまで古い葉が落ちないことから家系が続き子孫繁栄に繋がる縁起物として広まり、粽には邪気を祓う意味があります。
柏餅・粽に欠かせないのが上新粉(米の粉)です。
麻生圓兵衛商店ではお米本来の風味を活かした低温胴搗製法で丁寧に仕上げました。